院長自身が変わる事で経営改善する

院長先生は経営者として、スタッフが仕事に自主的に取組めるような組織を作る使命があります。
ここでいう指導とは、スタッフの主体性を尊重し、個々のスタッフの能力を最大限に発揮させるリーダーシップであり、そのための効果的な動機付けの方法のことです。

リーダーの行動理論の代表的存在であるリカートは、業績の高い組織と、そうでない組織の類型を以下のように説明しています。
リカートは、組織を「独善的専制型」、「温情的専制型」「相談型」「参加型」の4つのタイプに類型化し、この中で最も有効な組織は、スタッフのことを信頼して業務に取組む「参加型組織」であるとしています。また、この組織の特性から、最善のリーダーシップは、「仕事中心型のリーダーシップ」ではなく、「従業員中心型のリーダーシップ」であると述べているのです。つまり、治療技術や経営の能力がどんなに高くても、スタッフへの配慮や適切な指導ができなければ、組織は機能しない可能性が高いということなのです。医院の規模が大きくなればなるほど、それが顕著になっていくのです。

歯科医院経営の成功は、院長先生によって99.99%決まります。
それなら、院長先生が変わる努力をしないで、医院の業績が向上するはずがありません。
スタッフに変わってほしいのであれば、先ず、院長先生自身が変わる必要があるのです。

それでは、“従業員中心型の組織づくり”のために実施すべき取組みをいくつかご紹介いたします。

数値目標を全員で共有化する
スタッフに大して短期・長期のインセンティブを付与する
定期的にミーティングを実施する
チームで取組める課題を設定するなど役割分担を明確にする
院長先生がスタッフに対してコーチング(個別面談)を実施する
朝礼で目標を確認する
スタッフ中心のイベントを実施する
スタッフへ院長から率先して挨拶を行なう
スタッフの両親へ「母の日、父の日のプレゼント・手紙」を贈る
スタッフへの感謝の気持ちを手紙にする

これら以外にも従業員中心型の組織作りを実施する方法は多数あると思います。
いままでのコンサルティング経験から言える事は、院長先生自身がまず変化することで、自院の経営を本気で変えようと思っているということをスタッフの方々に理解していただくことから全てがはじまるということです。
コンサルタントに任せれば、業績が向上する、システムが改善されると思っていらっしゃる医院では、業績向上は非常に難しいということです。
ノウハウは学ぶことではなく、実行することが重要であるということを認識していただき、歯科医院経営に活かしていただければと思います。

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